設計のステップ

谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の画像です。

建築とまちづくりをテーマとし、2019年7月開館

設計のステップ、

わたくしが携わらせていただいている設計は

「光環境設計」や「内装デザイン設計」「プロダクトへの光設計」

見えかた、や嗜好を共有させていただきながら進む工程となります。


「見えかた」の共有には

やはりイメージを使用することで、意思疎通がスムーズになると考えます。

イメージ写真、パース、光の場合は実機=実際の光

明るい、暗い、パシッと、ふんわり、優しい、穏やかな、落ち着く・・

どの程度のニュアンスを指しているのか?を

互いに共有させてもらうところが、ファーストステップと考えます。


次の段階は

そのイメージを再現できる「照明器具」=灯具や光源のセレクション、

そして次に

建築や造作、プロダクトにどのように「照明器具を」仕込んでいくのか、の

納まりの設計へと移行します。


どの器具(光源)をどう使うか?は、建築側の設計士さんや電気工事担当さんと

打ち合わせる大切な工程で、

費やされる時間はとても長いですが

実は裏方的工程、イメージ通りに仕上げるためのプロセスです。


イメージ通りに仕上がること

多くの場合は、その仕上がったものが

世の中で効果を上げるためのプロセス


効果)

商業施設や飲食、宿泊施設であれば

見えかたは集客=評価(売り上げ)に直結

街の、空間のシンボルとしての存在価値


プロダクト(器具)

使い勝手

導入メリット=採用してよかった、と思っていただける感

旬、息の長さ 長く市場で使ってもらえる価値 廃れない感


冒頭の画像も

多くの方はその存在感や美しさに惹かれて足を運ばれると思います。

そう思っていただける情景の創造を下支えさせて頂く、立ち位置が

設計、特に光環境設計の立ち位置、と感じています。

舞台の黒子(くろこ)のような立ち位置でしょうか?


光環境設計室

きくはら けいこ




光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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