快適な視環境【 鉛直面照度 】

2017年8月7日 Facebookに記載した内容を改訂してこちらへ。

”Facebookは流れて行ってしまうよ”のアドバイスを頂き、このsite(blog)に至っています。


 雨の日や曇りの日の室内空間の明るさの【お付き合いの方法】として

鉛直面(えんちょくめん:壁面など)の明るさ(明るさ感)を意識的に確保する、

というコトをご紹介します。

雨や曇りの昼光が乏しい時、

また深夜など空間の明るさのバランスを取りづらい際もオススメです。

イラストの様なデスク・パソコンなどの視作業の視線(view1①)の先の

鉛直面(壁面)view1①の背景に当たる視界(view1②)の明るさを確保します。


床に置き式のスタンドライトやキャンプ用のランタンを持ってきてもいいですし、

懐中電灯的なライトを上向きに照射してもOK。

この鉛直面、日常生活で言う”窓面”に当たるところの

明るさがあることがとても心理的に落ち着きを与えてくれます。

応用として、振り返った先(view③)の明るさも少し確保しておくと視作業が楽です

(明暗順応)

空間にも光効果で広がりを演出できるので、

豊かな過ごし方が可能になります。

デスクの視作業を例にしましたが、キッチンに立った視線の先の壁面、

窓面の位置に明るさ感じられる演出を〜も穏やかなキモチになります。


以前、参加させて頂いたセミナーで

同志社大学理工学部教授三木光範先生がWellbeingのための方法の一つに

See the light 〜窓から外が見えることで知的生産性25%増加、太陽光見れば18%増加・等

お話がありました。窓の景色は擬似(映像)でも良いそうです。

窓、景色、までは難しくても明るい感じ、の効果を試してみてください!

・空間の明るさ感の画像(下記)はパナソニックさん

http://www2.panasonic.biz/…/l…/plam/knowledge/feu/feu-1.html

光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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