担当案件円昭ビル様、ザイマックス不動産総合研究所さんのレポートに!
2017年2月にご竣工されました 名古屋市昭和区御器所 『円昭ビル』さまが
ザイマックス不動産総合研究所のレポートにご掲載されました!
「円昭ビル耐震レトロフィット計画」プロジェクトとして、わたくしは
豊田産業さん経由で照明設計に参画させていただいております。
「賃貸オフィスビル」として、ただ基本照明(ベース照明)が並んだ、箱貸空間ではなく
タスク&アンビエント ー 手元照明と環境照明の構成、をベースに
日本の学校やオフィスに多い〜天井から一括して空間の明るさとデスク=手元の明るさを
確保してしまう方法〜
遠いところ(天井)から手元の視作業用の明るさまでを確保しようとするので
おのずと、空間全体は明るすぎてしまう・・・ではなく、
タスク→手元用の明るさ〜テーブルスタンドなどデスクごとにコントロールできる光
アンビエント→空間の快適な明るさを保つ光、環境光を
分けて確保・設計する、という考え方に基づいて、
思い切った造作による間接照明にてアンビエント=環境光を確保し
梁取り付けの配線ダクト+プラグスポットライト=デスクライト=卓上光を確保する設計を
行いました。
光効果として見え方は、大きな要素ですが
この度のレポートでの照明の評価ポイントは、エネルギーの効率改善です。
【環境】
● ダブルスキンの断熱効果、LED・空調更新などにより改修前と比較して電気代を約44%削減でき、期待以上の成果をあげられた。
(上)と、記していただいている点です。
造作照明として環境光、間接照明が施工・設置できたことも、LED光源のおかげ様です。
LEDだけの成果ではないですが、『電気代44%削減』は大きな注目されるべき成果です。
そんな目線を持って、ザイマックス不動産総合研究所さんのレポートにも
ぜひ、お目通しください♪
直近では、今後の植栽のメンテナンスを考え、ガーデナーさんのご紹介に伺っております。
『植栽のメンテナンス依頼に』に記しております。
こちらのサイト内Gallery01にも施工例を少し掲載させていただいています。
光環境設計室
きくはら けいこ
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