例えるなら、ケークサレ
ジャム=甘み、を楽しむ、であれば
ベースの生地(ケーキの部分)は
甘さが控えられている方が
よりジャム感、甘さやフルーティーさが際立つ、と思います。
レシピのお砂糖は無しにして、
代わりにお塩を足しました。
ジャム以外のトッピングも、クリームチーズとアーモンド
例えるならおかずケーキ=ケークサレ、のようです。
本日はケーキの例えですが
実は、明るさの認識も、甘味の認識と同じ「比較」です。
味覚もベースが甘ければ、甘さは感じにくく、
ベースに塩味があると、甘さはより豊かに届きます。
明暗も同じで、
印象を演出したい場合の環境光=ベースを知っておくことが重要です。
全体的の明るさ、環境光の中で、どういった印象を作っていきたいのか
お砂糖が入ったケーキのジャムを際立てたい、時と同じ
お砂糖が必要なのか
お砂糖はもういらないのか?
必要な場合は、どのくらいなのか?
結局は比較、なんですね。
味覚も視覚も、感覚って すごいですね。
そんな感覚に無意識の「いいなぁ」を届けるような職責が設計であり、デザインであり
シェフやパテシエさんがもたらしてくれる幸福感にも通づるのかと思います。
光環境設計室
きくはら けいこ
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