例えるなら、ケークサレ

情勢を考えても

今日の雨模様を窓の向こうに感じても

外出を控えたい時・・


頂き物のジャム〜フランボワーズを

パウンドケーキにしようと

cookpadさんから

レシピをいただきました。


ジャム=甘み、を楽しむ、であれば

ベースの生地(ケーキの部分)は

甘さが控えられている方が

よりジャム感、甘さやフルーティーさが際立つ、と思います。


レシピのお砂糖は無しにして、

代わりにお塩を足しました。


ジャム以外のトッピングも、クリームチーズとアーモンド

例えるならおかずケーキ=ケークサレ、のようです。


本日はケーキの例えですが

実は、明るさの認識も、甘味の認識と同じ「比較」です。


味覚もベースが甘ければ、甘さは感じにくく、

ベースに塩味があると、甘さはより豊かに届きます。


明暗も同じで、

印象を演出したい場合の環境光=ベースを知っておくことが重要です。


全体的の明るさ、環境光の中で、どういった印象を作っていきたいのか


お砂糖が入ったケーキのジャムを際立てたい、時と同じ

お砂糖が必要なのか

お砂糖はもういらないのか?

必要な場合は、どのくらいなのか?


結局は比較、なんですね。


味覚も視覚も、感覚って すごいですね。

そんな感覚に無意識の「いいなぁ」を届けるような職責が設計であり、デザインであり

シェフやパテシエさんがもたらしてくれる幸福感にも通づるのかと思います。


光環境設計室

きくはら けいこ


光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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