スタイリングのお仕事

あっという間に終了してしまいましたが

『Indoor Green Design 2020 グリーンの映えるタイルマテリアル』展と題した

インドアグリーンと内装素材・マテリアルをつなぐ、企画をさせて頂き、

名古屋工業株式会社様大阪ショールームにて開催頂きました。

植物・グリーンは株式会社ウエシンさま、そして、タイルマテリアルは

名古屋モザイク工業株式会社さまにご協力を頂いた企画展でした。


わたくしの立ち位置は「両社さま、両分野をつなぐ」立場と内容の企画でしたが

外構分野でご活躍される会社さまがインテリア=建築内の分野へのご提案が可能になる

布石として、グラフィックデザインや空間のスタイリングのお手伝いも致しました。

今回はライフワークですが、

スタイリングはお仕事としてもお受けしています。

心がけるテーマは、

『その空間に映える』『その空間のチカラを上げる、光映えを生むスタイリング』です。

照明設計の立ち位置から考えると、光が照射されるモノの方のご提案

内装デザイン・設計の立ち位置から考えると、デザインをより具体的にリアルに導く演出。

なので、スタイリングとディスプレイとは異なる業と捉えています。

スタイルのテーマを設けて、

フィットするグリーンのご提案を造園屋さん ウエシンさん

タイルマテリアルのご提案を名古屋モザイクさんにご担当いただいています。

つながるイメージのご演出に、タイルではないファブリクやアイテムも用いて

スタイリングしています。

スタイリングをされている方は、

倉庫を借りてスタイリング用の物品を管理している方も多いです。

わたくしは断捨離もしていますので(笑)

実生活で使用しているモノ、飾っているアートや書籍、小物をお貸出ししています。

ファグリック(布)やフェイクレザーのマテリアル類もご案件で使用するための

サンプルで頂いたモノのストックです。

光の設計のスキルから、内装設計・デザイン、スタイリングと広がっています。

その空間の光(照明)を理解し、想像した上で行う内装デザイン・設計は

「思っていた感じと違う」というズレ、設計段階と竣工時とのズレを

明らかに無くしています。

光の設計を行うために、

設計者の意図・デザイン、ご案件特性の理解、そして素材の把握、工程の管理と

きっと、わたくし以外の光設計に携わる人もご案件の『聞き役』的立ち位置で

案件に寄り添って、ご提案を続けていると思います。


中も外も公共も何の垣根もないのが光です。

自然光の恩恵に預かり、人工光を用いて設計をさせて頂いています。

これからも、世の中のさまざまをおつなぎできると嬉しいです。


光環境設計室

きくはら けいこ


光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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