光〜時代の動向は?
照明とは多岐にわたる分野だなぁと感じます。
新入社員研修時、先輩社員さんが伝えてくれる
世の中の光るモノ?のカテゴリ?だったでしょうか、
イカ釣り漁船の照明(光でイカを集める漁なのでとっても明るい!)や
光る生物〜ホタルイカ、などを耳にして、
一瞬、気が遠くなりました(笑)
あまりの「光るモノたちの多さ」と「知らなさに」
その経験を機に光るモノへの興味は高くなりました。
建築に関わる光だけでも、
環境光、ペンダントライトのようなインテリア要素となる照明、
環境の中でも間接照明、など様々
照明が好きなんです、も様々
今、光の時代の動向のキーワードは「コントロール」
大げさな変化をイベントのように楽しむ、よりは
太陽光の移ろいのように自然に、どちらかというと
流れるような変化、” 気がつかないくらいに寄り添う " が
トップランナーでしょうか?
光環境の設計には光の質へのこだわりと最適のご提案が欠かせません・・
外構照明分野には「明るければいい時代は終わりましたよ」と
お話させていただくことが多いですが
成熟していると感じる屋内・商業施設などの光設計も
明るさと質のバランスを再考するタイミングに来ているのかもしれません。
最適をご提案、ご提供してゆく。
光って単独では感じられにくいんですよね。
マテリアルにのる明るさ
テラスにのびる光
木漏れ陽のキラキラと陰影
水平線いっぱいの橙色
対象物があってはじめて光って認識ができる。
記憶、ライフスタイルの中にあってはじめて情景とセットの印象になってゆく、ような!
環境光はしばらく どこまでのコントロールを考えるか?考えないか、
そして、意匠・デザインへの注目の高まりもしばらく続いてくゆと考えています。
照明も もちろん単独ではなく、インテリア・建築、その他の動向によって動いています。
光環境設計室
菊原 啓子
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