トラックの電飾と道路事情
パラリンピックも閉会式を迎えます。
生きている間に自国でオリンピック&パラリンピックの開催があるなんて
きっと、とっても素晴らしいこと
本当にコロナ禍ということだけが、大変だった、と感じます。
パラリンピックの開会式にデコトラ=電飾されたトラック、が登場していたと
のちの報道で知りました。
デコトラ、っていいネーミングですね。
わたしの感覚では「トラック野郎(さん)」ですが
これでは少し怖いイメージがします。
そもそも、トラックの装飾=電飾とは国道など、夜間暗い道を走行する際の
注意喚起、安全面に配慮して、がスタートだったとのこと。
確かに、今でこそメインの道路はビックリするくらいの明るさですが
昔はきっと”闇”が広がっていたのだと想像できます。
そこを走り抜ける、電飾されたトラックって、きっとカッコよく
憧れの気持ちを抱くような颯爽とした印象があったのかもしれません。
戦後、明るいって幸せの象徴だったんですもんね。
今はちょっと明るさの質も変わってきて、
付き合い方?も問われるようになりました。(ブルーライト問題なども含め)
でもまだまだ可視光線には可能性があると思っています。
私は"使い方"を設計、ご提案、効果などを提唱させていただく立ち位置ですが
「ここでデコトラか!」的な、(笑)
柔軟だったり、ユニークな視点で捉え
発信、続けたいと思います。
光環境設計室
菊原 啓子
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