そうか、それは「光を買った」のですね。

「ゴッホより〜普通に〜ラッセンが好き〜」(笑)と

軽妙で懐かしいフレーズを聞いて

ラッセンね〜と、

思いを馳せていました。


クリスチャン・ラッセンの前はヒロ・ヤマガタ?

華やかな色彩のシルククスクリーンは

最近は見かけなくなったかもしれません。

ラッセンの作品は当時、25年以上前?

普通のお部屋に飾れるくらいのサイズが

100万円近い価格


会社の先輩が購入されて

すごいなぁと思っていました。


作品を見せていただく機会は訪れていませんが

購入に至った時の

感動のお話は聞かせてもらっていました。


『ライトをこう当てて、見え方が変わるでしょ、綺麗でしょ、って』

見せてくれるんだよ!と。


確かにラッセンの描く海はキラキラした印象だったので

妄想のわたしの頭の中でも

白熱灯のオレンジ色の光が

ラッセンの海のブルーを少し染めながら

でも、陰影とかキラキラ感を投影してくれている映像が流れました。


冒頭の ゴッホより〜の芸人・永野さんのフレーズとともに、


そうかー

先輩はラッセンの絵を買ったんだけど

「光を」買ったんだ、と気がつきました。


光って、そのものには形がないですよね

何かに投影されていないと

存在すら感じ取れない


在職時代の先輩

社で、現在は器具のデザイン・設計セクションでご活躍中。


いろいろな光好き、がありますね。

それが器具、デザインになる場合もあれば

イルミネーションのような瞬きになることも

でも、すべて「好き」なんですよね。


わたしも好きだなぁ

わたしの場合は光の見え方とか再現性の部分、と使い方


これからの季節はシーズンでいうと

ハイ・シーズン、イルミネーションですね。

昨年は中止となったイベントも多いと聞きます。

今年は光の瞬きが届けられるといいですね!


光環境設計室

菊原 啓子





光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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