奈良 南都銀行 『光ノベーション』プロジェクト

本日プレス発表が行われた、奈良南都銀行さんが投資しているベンチャービジネス

SORRA光源を使った健康推進や省エネルギー化を掲げた事業。


わたくしは光の設計を担う立場として下のようにお伝えしました。

 

 リノベーションを施し、建築や空間にまた新たな用途や価値を見出す、という方法が 定着してきたと思います。 ただ、多くの「リノベーション」はその用途を変えたり、 また、そのデザインや内装材を一新させたりと、大きな施工を伴うことを想定しています。  

この度、われわれ南都銀行の応接会議室は「登録有形文化財」に指定される建造物の1室。 その尊厳を保ちながら、今の時代感や執務に必要な明るさを備えた その空間の『映え』を光の力だけでリノベーションしよう!というプロジェクト 言うなれば 

   『  光ノベーション 』プロジェクト 光+リノベーション=光ノベーション(造語) 

内装材のリニューアルやデザインの変更は行わない 光だけの力で、どこまで空間に『映え』を演出できるのか? その本物の本来の見えを引き出す『光のチカラ』こそが 本物を設える、

奈良の気質・風土に合っているようにも思います。


光の質だけで、空間に見違えるような見栄えを演出するって

素晴らしい、と思います。


◯Before

◯After

SORAAって

ノーベル賞受賞者、中村修二教授が 共同創始者であり世界で初めて、そして唯一、

フルスペクトルを持ちハロゲンよりも高光質を実現させたLED、

フルスペクトル、紫色発光ダイオードー


赤の見えが全く違う。

演色性でいうと95Ra


南都銀行さまに設えられている絹谷幸二先生の絵画の赤が蘇りました


◯Before

◯After

(光)設計担当として中村先生とツーショット 光栄です。

光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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