聞く耳を持つ才能
昨日はサンゲツ様が日本・正規代理店としてお取り扱いされる
世界最大のカーペットメーカーである
ShawContract社タイルカーペット展示会・セミナーに伺いました。
建材は以前、
どれだけ良い空間が構成できるか、といった見た印象に重きが置かれていたと思います。
現在は
どのような環境(環境負荷)で製造され、どのようにリサイクルされ、また
その製造過程はいかなるものか、といった
高い視点で複合的に商材を見極めるスキルを育むことが設計者・デザイナーには
必要になったと感じる時間でした。
一瞬の「かっこいい」の追求だけではもうダメなんだ、ということです。
こと照明は
エネルギーを使用しながらその恩恵をいただく設備です。
本当の意味での必要が問われる時代になりました。
設計士やデザイナーは
アドバイスや時代の変化に感度高く反応できのるか
聞く耳という余白を持ち合わせているのかが、本当に必要だと感じます。
どうしてもShawContract社の方にご挨拶させていただきたくて(笑)
I can not speak english ですがお話かけました。
日本の支社長が間で通訳してくださり
わたくしが光環境の設計をしていることと
照明計画というとどんな照明を使うか・当てるかにフォーカスされがちだけれど
実は当てられるモノの方から設計している、との設計理念を伝えていただき
ご共感いただきました。
本当にありがとうございました。
照明というと
情報の約70パーセントを視覚から得ている、故に照明計画は大切なんだよ、という
ロジックがあります。
ただ、足を踏み入れた時に感じる触覚。
高級感やここちよさ、もてなされている感じ等、この触覚は視覚を上回っていると
日頃から感じています。
そんなお話もさせていただきたかった・・
まだまだ勉強させていただきたい、と思うキモチに
世の中は応えてくれるようです。
今日もしっかりと感じて聞いて前を向いていたいと思います。
素晴らしい気づきをありがとうございました。
株式会社コネクトデザイン/光環境設計室
菊原 啓子
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