現代の照明とは

Fanale/Reporterシーリングシャンデリアです。

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このような意匠器具、

光の特性を出力するダンライトやスポットライトは「テクニカル」のカテゴリで

意匠器具は「エモーショナル」と分類されます。

意匠器具をセレクトしてご提案することもあれば、デザインすることもあります。


最近の照明器具ついて思うことは

以前は単体でのダウンライト等のカッコよさや性能(光の出力)が良ければ=良い器具、で

あったけれど、数年前からスイッチとのマッチング、が求められるようになってきました。

スイッチ(設備)、や調光(システム)に適合しているか?が良い器具としての評価基準の

上位項目になりました。

わたくし自身も、配線系統を考え製図したり、スイッチ・プレートの選定まで業務の中で行うことが増えました。

以前は(今もですが)スイッチ・プレート類は電設資材のカタログに掲載されていて、

照明器具も接続される設備ですが、照明器具のカタログとは別記載でした。

これもLED時代の到来で訪れた変化だと承知しています。


調光(システム)までのご導入していただくことになると、設定まで

照明器具メーカーさん、もしくは提携されている調光システムの技術の方が

現地に赴き対応くださることになります。


メーカーさんも、カッコよい器具だけ作ってお渡しすればいい時代ではなくなりました。

現地(現場)に出向く。出向いてくださるメーカーさん。


代理店さんに納品したらもう知らない・・では、なかなか回らなくなってきています。

一緒に現地の調整まで面倒を見る、人員と責任範疇の心得を持てなければ

メーカーさんの価値が問われる時代だと感じます。


既にいわゆる照明専業メーカーさんの中堅以上はそんな動きで、

われわれをサポートしてくださり、応援くださっています。

照明器具を選び、配置を決めること〜だけが照明(光)設計ではなくなっています。

その機種の選定は将来のスマート家電化に対応していますか?

もちろん、さまざまな機能が追求されても、光質へのこだわりも譲れません。

ただ選ぶだけ、では投資をくださるクライアントの未来の利益の担保はできないのです。

われわれ、プロの仕事。

今、現時点の最良&見据えた未来への最良のセレクションと設計を行なっているのです。


光環境設計室

きくはら けいこ


光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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