展示会〜シーン展示に見る
7月25日に伺った、DAIKO電機さんのご展示会は
シーン展示が充実していて、本当に時代の潮流を捉えているな!と実感しました。
インスタやPinterest『見た感じの、コレいい!』のファーストインプレッションから
商品や設計という本来のキモ部分、核心へ興味を持ってもらう〜という流れ。
われわれ、設計者であっても、その方が短時間で伝えてもらえる・・のであれば
なおさら、C エンドユーザーさんにはわかりやすいアプローチがマスト、と感じる。
それが、商品の良さや素材の良さへ興味示してもらう扉への最短ルートなのね、と。
<全体像の良い印象> → <商品への興味>
全体像から見ると、ここでの商品や設計はディティール。
モノづくりの輪の中にいると、ここの順番を間違ってしまっていることによく直面します。
良い商品や素晴らしい設計も全体像でに気に入って頂く前には、興味の対象になりえない。
ここでの過ごし方や過ごす素敵な自分像が見えて初めて、全体像にOKが頂ける。
展示会のシーン構成は<外構〜植栽> <住居> <ホテル> の3つと、
<造作・間接照明>の商品と寸法に特化したブース
<外構〜植栽> 照明器具、配光だけでなくHOW TO・テクニックも。
このボリュームの植栽を(画像以外にも緑、モリモリ)ちゃんと専門家さんを入れて
ご準備しているところがスゴイ!多分、器具の開発にも庭師さんやその道の専門家さんの
ご意見をヒアリングしているんだろなぁ→今度、確認します!
灯具がスリムでコンパクト!100Vの器具ですよー目立たないから配しやすい!
<住居>もこのキッチン・ダイニング以外にあと2シーン。
ダイニングも光の使い分けを、切り替える流れでご紹介!
壁面の間接照明で高天井空間に光を溜める演出-1
シーリングファンの上部がアッパーライトになる製品-2
ペンダントライトやスタンドライト、目線に近い光でテープルトップなどに明るさを-3
DAIKO電機さんは、この紹介の出演も社員さんが担当されていて、皆さん多才!
<ホテル> 客室の扉前とベッドサイド、ミラー前の構成
<造作・間接照明> 器具と収まりの寸法が!わかりやすい〜
DAIKO電機さんのご展示会は、われわれの様な光設計者をはじめ、インテリアデザイナーさん、建築設計さん、工事店さん、代理店さんなどがいらっしゃる、ほぼプロ向け。
プロ仕様でも、シーンで魅せる展示方法
われわれの提案もパースは必須で、最近は動画やウォークスルーですもんね・・
ご理解頂き易さ〜モノ単体でなく、どんな風に使用されて、結果どんな幸福が待っているの
かの、コトの提示が大切なんですね。
光環境設計室
きくはら けいこ
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