植栽のメンテナンス依頼に

名古屋 御器所の円昭ビルさま

こちらのサイト内Gallery01にも施工例を少し掲載させていただいています。

2017年2月にご竣工を迎えられていますが、今回は

植栽のメンテナンスの為にガーデナーさんをご紹介に伺いました。

ご都合を合わせると、夕刻となりましたので

丁度ビルのライトアップ(外構照明)の点灯が始まり

夕焼けと交代するように、ビルの灯りが濃くなる表情が見られました。

お打ち合わせ中の風景

外構照明の要は、いつもお話しさせていただいていますが

建築からの『洩れ光』と考えます。

建築意匠〜ラウンドの(丸い)開口部からの洩れ光はカワユイです。

このラウンドの意匠(建築設計)は、室内の造作照明の意匠とリンクしています。


光の見え方の傾向〜潮流としては、スタンダードな垂直面への光の投影はもちろん、

水平面、上部に見える庇や屋根などへの光の伸び・投影がみられます。

こちらのケースで垂直面、水平面を考えると、(下)

ピンク色の楕円形で囲んだ光効果が垂直面

グリーンの四角形で囲んだ光効果が水平面、です。

そんな目線で、再度ご覧ください!そして夜の帳も降りてまいりました。

光色の赤みが増して感じられます。

オフィス・ビルの円昭ビルさまですが、

ライトアップは近隣の方にもご好評で、点灯時間をご延長してくださっているそうです。

景観、景観照明とは、そうやって地域への貢献、地域の宝となって

初めてその存在価値があるのだと思います。「地域の価値を上げる景観(光)」


パーキングスペースも、洩れ光です。

開口部からの光と開口部に溜まる光。

ますます、クライアントさまにも、ご入居者さまにも、そして近隣にお住いの皆さまにも

大切な景観を構成する円昭ビルさまとして愛される存在でありつづけてほしいと願います。


そして、2年半が経過していますが、切れた(LED)光源は無いそうで・・安堵。

そう、照明は建築の付帯設備。設備の機能を全うした上で

情景、情緒を生む表現者になるのです。


光環境設計室

きくはら けいこ

光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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