記憶から印象を導く
京都 京阪電車(けいはん電車)〜清水五条駅
改札内WCへの導線上に、休憩のスペースがあります。
前々から気になっていたのですが
先日📷撮影
遠くから見ると、このような感じです。
男性の進む先、右手にWCがあります。
もう少し近づきます・・📷✨
休憩スペースなのですが
お風呂屋さん感が・・笑
お風呂屋さんは
その環境のため、使用できる照明器具が少ないです(防湿タイプ)
なので、必然的に鏡に近い位置に壁付けの照明器具(ブラケットライト)を
取り付けることが多くなります。
もしくは、同タイプを天井に取り付けるパターン。
光の高さと光っている感じ、周りのタイルの質感や反射光の雰囲気が
『記憶の中のお風呂屋さん』のイメージと近しいのかもしれません。
お風呂イス的なベンチも・・笑
光の質と色彩、マテリアル(質)感の再現で、それっぽい雰囲気の再現はかなり、可能です。
『バカンスっぽい』で曇天や雨模様を想像することは少なく
抜けたような空、空・海の青!などのイメージを想像されることが多いです。
そのイメージに近づける、その雰囲気を再現したい、は
その記憶のソースを導くと理想に近づいてゆくと考えます。
清水五条駅のこちらのスペースは、見るといつも可笑しくて・・
ほっこりして、決して嫌いではないのですが・・
休憩スペースとしてはあまり機能していません。
駅構内反対側に、自動販売機が併設されている、テーブル・椅子の休憩スペースがあり
そちらが有効に使用されています。
よく見ると「お風呂屋さん」スペースはベンチの幅やスペース全体の使い方も
ちょっと可笑しい・・いろいろな要素が『お風呂屋さん』的な雰囲気を呼んでいるのですね
逆に、スポットにならないでしょうか👀!
光環境設計室
きくはら けいこ
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