煽る外構照明の造作は
いろいろな研修会や講演でお話をさせて頂きました。
この屋根部に取り付けて頂いた、造作金物(LED照明)のことを。
屋根と同色で焼き付け塗装をして頂いています。
道路面から見て光源が見えないように、コの字型の板金ですが
道路面と建物面で立ち上がりの高さを変えています。
板金の底に光源取付用のレールが引いてあります。
ここにかまぼこ形状のLEDチューブを配して頂きます!
屋根の勾配に合わせて、LEDの照射角度が建築壁面に対して垂直を向くよう、
角度調整も施して頂いています。
あの造作内LED光源のおかげで、照明器具の姿を感じさせず
穏やかな光で建築のディティールを醸し出します。
光が配されている、というより
建築の存在を際立てる穏やかな明るさがそこにある、という感覚です。
板金してくださり、指定色の(焼付)塗装をしてくださって
現場で調節をして、屋根に上がって金物、光源を取り付けてくださる。
おかげさまで、高台寺の景観にふさわしいview pointとなったと思います。
ありがとうございました。
かまぼこ型のLEDチューブは2400Kを採用しています。
光環境設計室
きくはら けいこ
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