エクステリアの日(いい庭)11月28日

本日11月28日は『いい庭』エクステリアの日だそうです^^


エクステリアへのライティング考案のご用命を賜り、ようやく5年

大きな気づきがあります。それは、


『エクステリアは小さな外構ではない』ということ・・


建築に携わると屋外・外廻りを『外構(がいこう)』と称することが多いです。

当初、エクステリアは『小さな』外構、と捉えていました。

面積・規模が小さければ、

照明(光)を小さくしたり、数を減らしたり、器具自体サイズの小さいモノを選びさえすれば

今までの経験値から導き出せることが多いのでは、と考えていました。

確かに、照明・光環境の設計は特殊?な設計?、経験は大きなチカラとなっていますが

決して『小さな外構』ではなかったです。


独自の分野、業態、文化があります。

単に面積比較から明るさ、光の量、位置を考え、大きくや小さくと導くことは難しいです。


外の明るさには外の文化があるように、

インテリア要素のライティングを屋内の延長線のようにそのまま持ち出すことや

屋内のおまけ、のように捉えることがナンセンス、言語道断であるように

エクステリア文化には相応しい、フィットしたオリジナルの光環境、

『 EXライティング 』の考案とこれからのEXライティングの道しるべ、が必要、に

思い至っております。


きっと沢山の方が温かく迎えてくださり

設計のソースやおこだわりポイントのお話、業態自体のことを

伝えてくださったことで、大きな気づきを得ることができたのだと思います。


わたくしの中では

決して敷かれたレール?ではなかったエクステリアさん分野

迷いも悩みもアウェー感(笑)満載の時期もありましたが

いつも誰かが寄り添っていてくれました。

それにお応えしたい気持ちだけで、ここまでやってこられた気がします。


景観の圧倒的多数を占めるのは「わが家の姿」であると考えます。

半分の時間を占める「夜景観」

夜景観美はわが家と暮らしの価値向上、

街の美しさの形成を直接的に魅せる技であると信じています。


1つの明るさの成せる技と幸せを、また皆さまと見つめていきたいと思っています。

いつもありがとうございます。

そして、引き続きよろしくお願いします。

光環境設計室

菊原 啓子

光環境設計室

空間の内外問わず 光環境の設計を担っております。 「その環境や見せたいイメージ、商品に」その光はFitしていますか? どの位置に光を配するか?<テクニカル要素> どの様な光を配するのか?<光質> そしてその光をどんなマテリアルが受けますか? 空間に魅せる<デザイン>も大切 どこを切り取ってご相談頂いても、光環境設計目線を軸足に ご相談にお応え致します きくはら けいこ

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